「新解さんの謎」

新明解国語辞典もこのごろは(といってもずいぶん以前からであるが)有名になった。
 初めて赤瀬川さんのこの本を読んだときは、めの付け所というのが面白いと思ったし、このごろのように日本語を見直すきっかけになったとことでさらに読書(辞書で読書というのもなかなか愉快なことではあるが)する人が増えたらしい。
 というわけでふと、どこかに隠れていたこの書をまたあらためて読み返すことにしたのである。
 読めば読むほど味が出てくる新明解だし、「新解さんの謎」である。

新解さんの謎

新解さんの謎