「孫が読む漱石」

孫が読む漱石

孫が読む漱石

 この本は、10日位前に手にして、最近の枕頭の書としていたのだけれど、漱石の孫である夏目房之介氏による随筆なのであるが、房之介はぼくの好きな漫画評論家であることから、興味を持って読み進めてきた。
 するとどうだろう、むくむくと漱石を読みたくなる欲望がつのったのである。
 はては、「日本の古本屋」で、『吾輩は猫である』の初版(とはいっても復刻版であるが)を購った。
 こうなったら、漱石を隅から隅まで読むしかない。
 というわけで、今日から漱石を読むことにした。
 テキストは岩波版『漱石全集』。
 ただし、原本が我が書棚にある場合は、原本で読むことにする。
 さあ、今日から漱石を読むことにする。
 長い期間になると思うが、やってみようと思う。
 とにかく、漱石の隅から隅までである。