じぐざぐ読書日記

 ここ一週間の間に読んだ本についてのあれこれ。

逃亡日記

逃亡日記

 『逃亡日記』(吾妻ひでお)は、最近の吾妻さんの作品の『失踪日記』、『うつうつひでお日記』に続いての「三部作完結編」といったところか。
失踪日記』『うつうつひでお日記』が漫画で書かれているのに、多少の漫画はあるものの『逃亡日記』は、対談のみ。漫画家デビューから最近の大ブレイクの今日までのあれこれはわかるにしても前2作と比べると、もう少し漫画で表現して欲しかったと思った。
岩波文庫の80年 (岩波文庫)

岩波文庫の80年 (岩波文庫)

 『岩波文庫80年』(岩波文庫編集部)は、今月の岩波文庫の新刊。
岩波文庫は周知のように町の小さな書店では扱っていない。
だから遠くまで買いに行ってようやく手に入れた。ということで、本作だけれど、文庫発売80年間の刊行順全書目リストが入っているのはもちろんだけれど、ぼくとしては「岩波文庫略史」と岩波茂雄の書いた「岩波文庫論」がおもしろかった。 『パイナップルの丸かじり』丸かじりシリーズの第26弾。 
 弾というとなんだか怖そうですが、シリーズの26番目という意味です。(説明するまでもないか。)
 東海林さんの本は、どの本でもそうだけれど、身近な話題なんですよね。
 しかも、「そうだ!そうだ!」 あるいは、「ある!!ある!!ある!!ある!!」と、つい言いたくなる話題を提供してくれるんですよね。
 今回で言うと、特にぼくなんかは「東京ばな奈って?」「卵かけごはんの美味」なんかそうですね。