小言じじい
小言をいうのは、老人の特権である。
ぼくは、56歳だから老人というところまではいっていないけれど、その入り口に立っている事だけは確かである。
だからと言うわけではないが、最近小言をいうことが多くなった。
なあに、ねっからの小心者だから、人に言うのでなく、こころでつぶやくだけである。
まずテレビがおもしろくない。
電源をつけるとクイズ番組のオンパレード。
出演者はどれもこれも似たり寄ったりの人ばかり。
漫才師がまともにじっくりと漫才をしている番組をみたことがない。
一体テレビ局の人は、創意工夫をして、いい番組をつくろうとしているのだろうか。嘆かわしい。
歌がつまらない。
歌える歌がない。
思わず口ずさみたいと思う歌がひとつもない。
まあ、今日はここのところまでで小言はよしておこう。